第14回山形国際ムービーフェスティバル2018

2018年11月10日~12日の3日間、第14回山形国際ムービーフェスティバル2018(YMF2018)が
ムービーオンやまがた(山形県山形市嶋北)で行われました。

2005年から開催しているYMF。
映画監督の発掘・育成を目的に、オリジナル映像作品を審査するコンペティションを行っています。
また、上位入賞者には、長編作品を製作する機会が与えられる「スカラシップ制度」があり、
製作体制のバックアップや、製作資金(上限1億円)の提供など、
若きクリエイターを支援する映画祭となっています。

吉村美栄子山形県知事は11日、表彰式の挨拶で
ユネスコ創造都市ネットワーク 映画分野に山形市が昨年登録されたことに触れ、
「(山形市が登録されたことを)誇らしく思うと共に、
本映画祭が開催されてきたことが大きく評価されたのだと思う。」と語り、
また、「ノミネート監督の皆さんにおいては、これから更なる創作活動に励み
多くの方に感動を与えるクリエイターとして活躍していただきたい。」と、
応募総数271本からノミネートされた10作品の監督たちを激励しました。

更に吉村知事は、
「山形は35市町村全てに温泉がある温泉王国。他にも、つや姫や雪若丸といった
ブランド米や、果物も大変美味しい。
また、お酒についても様々な鑑評会やランキングで金賞を獲得している『日本一美酒県』なので、
ぜひ、これを機会に“おいしい山形”を堪能していただきたい。」と、
全国各地から山形を訪れた観客・関係者へ山形県をPRしていました。

なお、同映画祭では、東海林毅監督の『老ナルキソス』がグランプリ、
永井和男監督の『霞立つ』が準グランプリを獲得しました。

映画祭を通じて、山形県の発展を願うと共に
次世代の映画界を担う監督達の今後の活躍に期待しましょう!