第15回 山形国際ムービーフェスティバル2019

「才能よ、雪に埋もれるな。」をキャッチコピーに、
若手クリエイターを発掘・支援している映画祭『山形国際ムービーフェスティバル』が
2019年11月8日~10日にかけて開催されました。

この映画祭は2005年に初開催されて以来、毎年の開催を続け、今年で15回目を迎えます。
次の作品制作をサポートするスカラシップ制度を導入し、
これまでにも数々の作品がこの映画祭から誕生しました。

吉村知事は11月9日に行われた表彰式に出席し、
「最終ノミネートされた10作品の関係者の皆様、本当におめでとうございます。
ここ山形市は日本で初めて映画の分野でユネスコの創造都市ネットワークに加盟しており、
その街で未来の映画監督の発掘と育成を目的としたこの映画祭が開催されることは
本当に意義深いものがあります。」と笑顔で受賞者を称えました。

今年度は、松尾豪監督の「グラフィティ・グラフィティ!」がグランプリ、
松本動監督の「カセットテープ」が準グランプリを獲得。
また、映画祭では山形ロケが行われた
「赤い雪 Red Snow」、「越年 Lovers」、「海まで何マイル」なども招待作品として上映され、
多くの方が様々な作品を楽しんでいる様子でした。

先日は山形国際ドキュメンタリー映画祭も開催され、山形の映画文化は根強く発展を続けています。
今後も県内の各映画祭や映画文化が、さらに盛り上がっていくことを期待したいと思います。