10月20日(水)

山形県の漬物は日本一美味しい。
その中でも、赤かぶ漬は都会の人に大変喜ばれる。
着色しているのではなく、天然の赤紫が美しい上にパリパリと食感が良いのです。
その赤かぶにも種類があるって知ってましたか?
私は「あつみかぶ」しか知りませんでした。
今日は在来野菜を研究している方から案内していただいて、「田川かぶ」と「藤沢かぶ」の生産現場を見せていただきました。
どちらも焼畑で作られていたました。焼畑はものすごく急な斜面にあり、大変な苦労をして在来野菜を守ってくださっている皆さんに頭が下がります。
山の中の澄んだ空気の中で赤かぶが育っていました。焼畑は1年しか使えないそうですが、そこで育ったかぶはびっくりするほど美味しいのです。
私は思わず畑の中で赤かぶをかじらせてもらいましたが、ジューシーで甘いことこの上なし!!
生のままサラダに入れても最高だと思う。
でもここでしか取れないから、全国、いえ県外にも出回っていないんです。
地域に来ていただいて、食べていただくしかない在来野菜が山形には200種類近くあるんですよ。
「田川かぶ」は丸くて「あつみかぶ」より平べったい感じ。
「藤沢かぶ」は少しカープした小さめの大根の感じ。
どちらも少量しか取れず、地元で漬物に加工されています。
美味しいもんが好きな人に食べてほしい一品です。
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