1月4日(月)

本日から仕事始め。
いよいよ平成28年の仕事がスタートします。
今年は申年(さるどし)です。
申(さる)だから、災いがさる、病気がさる、デフレもさる。
昨年よりもまさる、景気の好い年になってほしいもの。
その為にも私たち自身がお猿さんのように元気に活動して、盛り上げていきましょう。
さて、申という字は稲妻を表すんだそうです。
天から屈折して走り降りる稲妻は、神の表れとして畏怖されてきました。
ちなみに「かみなり」も「神鳴り」なんだそうです。
その昔、天照大神(アマテラスオオミカミ)が遣わしたニニギのミコトが地方に降りる時に道案内をしたのが猿田彦命(サルタヒコノミコト)だと「古事記」及び「日本書紀」に記されています。
猿田彦命は伊勢国を治めていた国津神(土着の神)で、背は七尺、目はホオズキのように赤くらんらんと照り輝いていたとありますので、ずいぶん偉丈夫だったのですね。
天狗の原形ともされています。
現在でも神道の祭祀の行列の先頭に立つのが猿田彦大神なんだそうです。
私はこのことを知るまで、てっきり天狗だと思っていましたよ。
とにもかくにも、神様の道案内ですから、今年は是非好景気の神様を連れてきてもらいたいですね。
また、にんべんに申と書いて「伸」になります。
人も伸びる、人が伸ばす、良い年にしたいものですネ。
皆さん、一緒に元気良く申年を盛り上げていきましょう。

H28。01.04「伸」の字を持った知事

H28.01.04 「伸」の色紙