7月22日(金)

今日から山形美術館で「金子みすゞ、金沢翔子ひびきあう詩と書」展が始まりました。
天才書家といわれる金沢翔子さんとそのお母様、また金子みすゞさんのお嬢様と金子みすゞ記念館長をはじめ関係者の皆様ご臨席の下、テープカットを行いました。
金沢翔子さんのお母様がおっしゃるには、お腹の中にいた時から詩を読み聞かせしていたのだそうで、もう30年来のお付き合いなんだとか。
感性豊かな若い女性2人がひびき合った世界はどんなでしょう?
皆さん、是非ご覧になっていただければと思います。

山形美術館における開展式での写真

追伸、私は次のフレーズが印象に残っています。

(大漁)浜はまつりのようだけど
     海の中では何万の鰯のとむらいするだろう

(積もった雪)上の雪 さむかろな 冷たい月がさしていて
        下の雪 重かろな 何百人ものせていて
        中の雪 さみしかろな 空も地面も見えないで