5月14日(日)

風薫る5月、山々は新緑に輝き、万物が生命力
にあふれる良い季節となりました。
今日は斎藤茂吉の生誕の地である上山市において、
「没後70周年第49回斎藤茂吉記念全国大会」が
開催されました。
併せて、第34回斎藤茂吉短歌文学賞贈呈式と
第20回斎藤茂吉ジュニア短歌コンクール表彰式も
執り行われました。
斎藤茂吉といえば、近代・現代を通して短歌界の
最高峰と言われる偉大な歌人です。
ジャンルは異なるが、トルストイ級の世界的な芸術家
であるとも言われております。
まさに、山形県の誇りとするところであります。
ジュニア短歌コンクールを実施しているのも、日本が誇る
文化芸術の1つである短歌の心を後世に引き継いで
もらいたいと願うからなんです。
今回はジュニアの最優秀受賞作品六首をご紹介しますネ。

<小学生の部>
犬の名はわたしが決めたお気に入りやさしくてらすランタンのラン
きりの中みんなと走る山道はひんやりとしてまつげがぬれる
<中学生の部>
石だってどこか遠くに行きたいさ誰か私をけっとばしてよ
夕焼けの溶け出すような美しさはスマホのレンズに閉じこめきれない
<高等学校の部>
あなたへと放った言葉雪となり溶けてなくなれ想いと一緒に
ストーブ前動かぬ電車とにらみ合う今頃みんなは物理の時間

ここで我が家の狭い庭で咲いている牡丹や姫シャガ
などの写真もお楽しみ下さい(^_^)。
これらは全て植木市で購入したもので~す。