5月18日(日)

本県で生まれ育った、誇るべき歌人、それが斎藤茂吉先生です。上山市が生誕の地で、私が一番好きな歌が「みちのくをふたわけざまににそびえたまふ蔵王の山の雲の中に立つ」。
なんとスケールの大きい歌でしょう!!
壮大な蔵王山の景色が目に浮かぶようです(^-^)。
今日は「斎藤茂吉記念全国の集い」が上山市で開催されましたよ。その中で、本多稜さんという歌人が斎藤茂吉短歌文学賞を受賞されました。
本多さんの短歌は、とっても印象的で、パンチがあって、力強く感じたわ。
一首ご紹介しますネ。
「くれなゐの薔薇の一輪 胃の底に咲かせたるわが戒めの神」
病気のことを詠ったとは思えない、迫力ある印象派の絵画みたい。なんか、ぞっとするほどの凄みを感じるのよね~。
私には本多さんが天賦の才能を持っている方に見えました。
これから益々その稀有な才能を開花させてほしいな。
本多さん、誠におめでとうございます!!