災害時における支援協力に関する協定締結式

2022年3月24日、山形県と山形県警察、山形県遊技業協同組合の3者間で
災害時における支援協力に関する協定が締結されました。

これは、災害時に車両の一時的な避難場所や県警察本部の災害対応等の
一時的集結場所として、山形県遊技業協同組合に加盟しているパチンコ店などの
ホールを活用することについての協定です。
組合加盟ホールが、県の要請に応じて施設の駐車場を車で避難する人や
浸水区域からの避難車両の避難場所として提供し、
避難者へ施設のトイレや飲料水等の提供も行い、
支援に協力する内容となっています。
また、緊急を要する場合には市町村や警察署が直接組合加盟ホールに対して
協力要請を行うことができ、この内容を盛り込んだ協定は全国初です。

吉村知事は以下のようにコメントしました。
「令和2年度7月の豪雨災害では最上川が氾濫し多くの家屋が浸水するなど
甚大な被害が発生し、浸水想定区域にお住まいの方々からは
事前に車両が移動できていれば車両水没の被害なども減らすことができたのに
といった声も聞こえました。
本日の協定では山形県遊技業協同組合の皆様から
災害時に車両の避難退避先として組合に加盟しているホールの駐車場の提供を
受けるなどご支援いただけることは県民の皆様の命や財産を守り
被害軽減につながるものだと心強く思っている所です。
県としましては今後も県民の皆様の命と生活を守ることを最優先に
山形県遊技業協同組合様はじめ市町村、関係機関と連携して
防災体制の強化に努めて参ります。」