9月15日(日)

谷地のどんがまつりを訪問。
国の重要無形民俗文化財に指定されている林家舞楽を以前から見てみたいと思っていた。
なにせ日本四大舞楽の一つなんですよ。
奈良の春日大社、大阪の四天王寺、宮中舞楽、そして山形の林家舞楽。
殊に林家舞楽は貞観2年(860年)と早くから地方に下ったため、平安中期以降の楽制改革の影響が少なく、最も古式ゆかしくシルクロードの面影を伝えているそうだ。
「三台」は則天武后の作と伝えられているが、林家舞楽にしか伝えられていないそうだ。
ここ山形県にこんな素晴らしい日本の宝が存在するのは喜ばしい限りである。
「陵王」は今から1500年前の中国は北斎王朝の時代に活躍した王様で、顔が女性のように美しいので恐ろしい面をつけて士気を高めて戦い、大勝利した時の祝舞だという。
衣装は紅花染で誠に美しい。
ここ河北町谷地には紅花資料館もあって、江戸時代には紅花商人が隆盛を極めたところです。
その紅花にゆかりのある谷地に林家舞楽が伝えられるのはなんとういう歴史的な必然だろうか。
ともかく、一度はご自分の目で林家舞楽をご覧になることをおすすめします。
あ、そうそう、私の選挙カラーも紅花色(オレンジ)なんですよ。
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