2月22日(月)

本日、令和2年度「未来に伝える山形の宝」登録証交付式
がありました。
この登録により、地域の人々が大切に守り育んできた文化財
や活動をさらに磨き上げて地域活性化につなげたり、
未来世代に伝えていくことを期待するものです。
この度は、「東根の大ケヤキが見守る古の郷」と「黒森地域住民
のくらしとともに伝承されてきた黒森歌舞伎」が登録されました。
東根の大ケヤキは樹齢1,600年くらいだそうで、その近くに
9つの神社と9つの寺があるそうです。「祈りの地」だったのですネ。

黒森歌舞伎は酒田市黒森地区で江戸時代享保年間から伝え
られている伝統文化です。
子どもから大人まで地域の住民の皆さんが大切に保存し、伝えて
くれました。
一昨年はポーランドで公演し、大評判だったそうですよ。
令和2年の正月公演(地元で)には通訳の学生が地元に訪れるなど
国際交流へと発展しました。

これら2つが「未来に伝える山形の宝」に登録されたことを機に、
地域の歴史・文化の魅力発信や、次代を担う子どもたちへの
継承がこれまで以上に図られることを願っています。
なによりも、長い間守り伝えてくださった方々に深く感謝し、
これからも地域活性化や観光交流につながってくれることを
心から期待しています。