5月24日(水)

本日、山形市ホテル協会の皆さんから寄附金の贈呈が
ありました。
蔵王の樹氷を守るための募金活動を昨年から行って
くださっていたのです。

皆さんはご存じでしょうか?
蔵王の樹氷が数年前から大変深刻な状況にある
のです。
温暖化の影響もあるのかもしれませんが、蔵王の樹氷の
もとになる木(オオシラビソ)がドンドン枯れているのよ。
頂上の手前では広範囲にわたって枯木の森に・・・。
悲しいくらい無数の白い立木が広がっているの。
林野庁の調査では、2013年秋にガの一種「トウヒツヅリ
ヒメハマキ」の幼虫がマツに付き、大規模な落葉や変色
が発生。食害が収まった後の2016年ごろから、弱った木に
「トドマツノキクイムシ」が侵入し、立ち枯れが多発した由。

県では、「樹氷復活県民会議」を立ち上げて、官民一体
になって、オオシラビソの復活に取り組んでいます。
それに賛同してくださったかのように、今回の募金活動
の成果を持参してくださったというわけ。
観光はもちろん、地球の緑を守るという意味でも、多くの
皆さんのお力添えをいただいて、樹氷を復活させねば  !!
今後、樹氷復活のための基金を創設したいと考えて
います。
その折は、皆さん、どうかお力添えをお願いしま~す。