山形県名誉県民称号記及び名誉県民章伝達式

2019年1月9日、山形県名誉県民称号記及び名誉県民章伝達式が
山形県庁で行われました。

名誉県民の称号を贈られたのは、
免疫学の第一人者で昨年7月に92歳で死去した元山形大特別招聘(しょうへい)教授の石坂公成氏です。
石坂さんはアレルギーの原因物質を発見し、診断や治療の基礎を築いたことで、
様々な賞を受賞しています。

賞状と記章は長男の裕さんに授与されました。

その後の懇談で、吉村美栄子県知事は、以下のようにコメント。
「公成さんは、山形の為に教育委員会の委員長にもなっていただき、
人材育成にも大変尽力いただきました。本当に山形の誇りです。」

裕さんは以下のように感謝の言葉を述べました。
「吉村知事をはじめ、山形県民の皆様にも感謝しています。
今、父がいたら、今まで頂いた賞の中でも、
山形県から頂いた賞は特別なものだと喜んでいると思います。」

また、公成さんが、昔から愛妻家だったことや、
いつも他人の役に立つために一生懸命だったことなどについて、
会話が広がっていました。