平成30年度 COC+シンポジウム オールやまがたによる若者定着を目指して

2019年1月10日、山形国際ホテルにて、
「平成30年度 COC+シンポジウム~オールやまがたによる若者定着を目指して~」 が
開催されました。

「COC+」とは、文部科学省補助事業「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」のことで、
大学が地方公共団体や企業などと協働し、
地方における魅力ある就職先の創出・開拓と、
その地域が求める人材育成のための教育カリキュラム改革の取組みに対し、
文部科学省が支援する補助制度です。

今回の主催者である、山形大学の小山清人学長からは、
「山形県の若者の定着、人口減少を止めていくにはどうしたら良いかを考え、
皆様から様々なご意見を頂戴したいと思っております。」と挨拶がありました。

当日は、『若者を地域に定着させるための対策』をテーマとした鼎談(ていだん)や、
各企業の取り組みの報告、また、山形に就職した20代の方々から、
山形で得たものについてなどの意見発表なども行われ、約150名の参加者が関心を寄せていました。

鼎談の中で吉村美栄子山形県知事は以下のようにコメント。
「年々山形県の人口は減少傾向にあります。
山形県に若者を定着させる為には、山形の魅力を知っていただくことが重要です。
その他にも、職場見学や高校生のインターシップ、地元企業の若手社員との交流などを積極的に行い、
地元で働くイメージを持つことによって、県内定着に繋げていきたい。」

若者が地域に定着することは、山形県にとっても今後の発展には欠かせない事項です。
しっかりと組んでいきたいと意気込みを語っていました。