3.11キャンドルナイト「追悼・復興への祈り」

東日本大大震災の発災から8年を数える2019年3月11日、
山形県郷土館 文飛翔館で、3.11キャンドルナイト「追悼・復興への祈り」が開催されました。

このイベントは、東日本大震災で犠牲になられた方々を追悼し、東北の復興を願うことを目的に、
避難者支援に携わるNPOやボランティア団体、関係機関、地元市町村及び山形県で構成する
「東日本大震災追悼・復興記念事業(山形会場)」実行委員会が主催しました。

オープニングで吉村美栄子山形県知事は以下のように挨拶。
「どれだけ多くの人々があの日を境に平穏な日常を奪われてしまったことでしょうか。
現在も約5万人を超える方々が避難生活を余儀なくされており、
山形県内でも約2千人の方が避難生活を送っています。
1日も早く皆さんが平穏な日々を取り戻せるように、私たちは同じ東北人として寄り添いながら、
出来る限りの支援をしていかなければならないと考えています。
これからも東北全体の復興を目指し、全力で取り組んでいきます。」

その後のキャンドル点灯式では、約200本の手づくりキャンドルに火が灯され、
ハートの形と3.11の文字が浮かび上がりました。

訪れた人は、温かな灯りを見つめながら、静かに祈りを捧げていました。