慶應義塾、山形県、鶴岡市による慶大先端研支援の協定締結
山形県では鶴岡市と共に、慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の開設(2001年)以来、
知的集積の促進と地域活性化を目的として、その研究教育活動に対して支援を行っています。
2019年3月23日、学校法人慶應義塾 長谷山彰塾長、吉村美栄子山形県知事、皆川治鶴岡市長が出席し、
第5期(2019年~2023年)の協定の締結及び記者会見が開かれました。
冒頭で吉村知事は「第5期は研究成果の活用により地域産業の振興を加速する期間とし、
県内企業の産業イノベーションと地域に深く根差した交流を期待しています。」と挨拶。
長谷山塾長は「鶴岡発、世界。ベンチャーを創出し、ここを日本のシリコンバレーにしたいという
冨田勝所長の理念は今も変わらない。」と語りました。
慶應義塾大学先端生命科学研究所ではメタボローム解析技術を活用した
バイオ研究を通して、医療、農業・食品・環境等の各分野において成果を収めており、
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社やSpiber株式会社等の
ベンチャー企業を生み出しています。
山形県は鶴岡市と併せて、今後も年間7億円の支援を行い、
世界的なバイオ研究拠点の形成と地域活性化を図ります。