歌人 斎藤茂吉歌碑建立に伴う除幕セレモニー

2019年4月10日、山形県蔵王半郷の松尾山観音堂境内にて、
歌人 斎藤茂吉の歌碑建立に伴う除幕セレモニーが行われました。

蔵王を故郷とし、昭和を代表する歌人である斎藤茂吉。
郷土の自然とその思いを豊かな感性で表現した歌を後世に伝えるとともに、その多大な功績を讃え、
今回、国の重要文化財である松尾山観音堂の境内に歌碑が建立されました。



除幕式には、吉村美栄子山形県知事のほか、関係者が参加。
吉村知事によりしたためられた書が刻まれた歌碑が、お目見えしました。



その後、会場を茂吉の母校である山形市立蔵王第二小学校に移し、セレモニーが行われました。
吉村知事はセレモニー内で、
「斎藤茂吉氏を慕って記念館を訪れる人が全国からいらっしゃる。そういった方々に、
この『蔵王文学のみち』(※)を楽しんで頂けるということで、また素晴らしい魅力的な里になったと感じている。
沢山の方々に喜んでもらえる取り組みになったのではないか。」
と語りました。

茂吉を敬愛する人たちによって、全国各地に建立されている歌碑。
今回の建立で、蔵王地区の歌碑は22基となります。


(※)「歌人 斎藤茂吉 蔵王文学のみち」
・・・山形市観光協会と蔵王温泉観光協会がすすめる「蔵王文学のみちプロジェクト」の一環で、斎藤茂吉の歌碑を巡る散策ルート。