2020年5月13日、山形県総合文化芸術会館（通称やまぎん県民ホール）の
開館セレモニーが行われました。本来であれば3月末にオープン予定でしたが、
山形県でも新型コロナウイルスが感染拡大したことにより開館は延期。
およそ1か月半遅れでの全面オープンとなりました。

「県民の皆様と共に対策を行い、何とか第一波を乗り切ることができたと思って
おりますが、そうやってこの日を迎えることができたのは感無量です。」
吉村知事は感想を述べ、関係者や地元小・中学校の代表生徒と共に
テープカットが行われました。

また、吉村知事は以下のようにコメント。
「文化活動や芸術というものが、私たちの生活に潤いをもたらすものであること、
そして人生に喜びや生きがいをもたらせてくれるものだと、
この1か月半の不自由な生活の中で、痛切に感じたのではないでしょうか。
ここを拠点に様々な文化・芸術活動が広がり、笑顔や喜びを取り戻していきたい。」

今後は順次館内見学や貸し出しを開始する予定で、
山形交響楽団の演奏などもインターネットでの動画配信を準備しています。