第8回 新型コロナ克服・創造山形県民会議

2021年4月28日、第8回となる
新型コロナ克服・創造山形県民会議が行われました。
これは、新型コロナウイルス感染症に関する様々な課題を克服し、
新たな地域社会を創り上げていくことを目的とし、
様々な分野から代表者が参加し意見交換を行うものです。

今回の会議では、新型コロナワクチンの接種状況、
3月に設置された山形県PCR自主検査センターの運営について、
山形県コロナ対策認証事業などについて県から説明がありました。
新型コロナワクチンは3月より医療従事者向けに、
4月12日からは高齢者向けの接種が山形市と鶴岡市で始まりました。
高齢者向けのワクチン接種は、5月中に県内全域で開始される予定です。
山形県PCR検査センターの運営状況については、4月26日までの段階で
予約受付数753件、検査実施数534件、陰性証明書発行数252通となっています。
また、県の新たな取り組みとして山形県コロナ対策認証事業が実施されます。
これは適正な感染防止対策を講じている飲食店や宿泊事業者を県が認証し、
公表する制度で、県内外の人々に安心して飲食できる環境を整備する
とともに県内経済の再生を目的とします。

吉村知事は冒頭で以下のようにコメント。
「大型連休に向けて東北6県と新潟県、仙台市で連携し
新型コロナ感染症防止のための東北・新潟共同メッセージを発出
したところでございます。
一方、感染拡大が落ち着いてきている状況を踏まえ、県では
山形県プレミアム付きクーポン券の追加販売や
県内の宿泊・日帰り旅行で利用できるクーポン券を発行する、
県民泊まってお出かけキャンペーン~やまがた春旅~を始めたところです。
また、山形県コロナ対策認証事業を創設しました。
これは不況に置かれている飲食店等を支援し、県内経済の再生に
つながるものと考えております。
県民の皆様の命と健康、生活を守るため感染拡大防止と経済活動の両立が
何より重要です。ご出席の皆様にご協力いただきながら一丸となって
コロナ不況を乗り越えていきたいと考えていますので、
どうぞよろしくお願いします。」

その後、意見交換が行われ、県民会議は終了しました。