2021年8月20日、県内の新型コロナ新規感染者が急増している状況を踏まえ、
本部員会議が行われました。
これは新型コロナの最新情報や県庁の各部局の対応等を共有することを目的とした会議です。

今回は、7月27以降の感染流行「第五波」の中での新型コロナ発生状況について県が説明。
医療専門家からは県民が緊急事態宣言慣れしていることを懸念し、
今後の感染拡大防止策については具体的な数字で指標を立て、分かりやすく、
今まで以上に厳しい取り組みにした方がいいのではないかとの意見が出ました。

その後、県が今後の感染拡大防止策について発表しました。
8月20日から9月12日までの間、県全域を対象に感染拡大防止特別集中期間と設定。
県民、事業者、学校などに対してそれぞれ個別の協力要請を行い、1日あたりの
新規感染者数1桁台を目指します。

吉村知事は以下のようにコメント。
「本県では県外との往来に起因する第5波の感染拡大に歯止めがかからない状況に
なっていて、医療崩壊が目前に迫っています。
県民の皆様の命と健康を守るためには1日も早い収束を目指す必要があり、
8月20日から9月12日まで感染拡大防止特別集中期間を実施することといたしました。
今が正念場であります。これまで以上に県民の皆様と一丸となって対策に集中して
この第5波を乗り越えましょう。」