第1回カーボンニュートラルやまがた推進会議

2021年9月13日、第1回カーボンニュートラルやまがた推進会議が行われました。
山形県は2020年8月、2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにすることを
目指す「ゼロカーボンやまがた2050」を宣言しました。
この会議は「ゼロカーボンやまがた2050」の実現に向けた今後の具体的取組み等に
ついて、「カーボンニュートラルやまがたアクションプラン」として
取りまとめるとともに、今後、県民が一丸となってカーボンニュートラルを
実現する機運を醸成するために行われました。

今回は山形県の二酸化炭素排出量やゼロカーボンやまがた2050に向けた工程表など
本県の取り巻く状況や今後の対応について県が説明。
また、カーボンニュートラルやまがたアクションプランの骨子案も発表しました。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、徹底した省エネの推進、
再生可能エネルギーの導入拡大、その他対策の総合的な展開の3つを
大きな取組みの柱とし、住まい・暮らし、産業・事業、交通・物流の3部門で
それぞれ施策を設定。

その後、様々な分野の代表者、高校生、大学生がアクションプランについて
各界の現状を踏まえながら意見を交換。

吉村知事は以下のようにコメント。
「昨年の7月に豪雨で甚大な被害を受け、気候変動の対策というのは
喫緊の課題だと強く実感し、同年8月6日にゼロカーボンやまがた2050を
宣言したところです。カーボンニュートラル社会を構築する
強い決意表明をしました。その後、我が国の総理大臣も
カーボンニュートラル宣言をされて、追い風だと考えています。
更にこの3月に策定した第4次山形県環境計画について
2030年に温室効果ガスを2013年比で50%削減することを目標としました。
この会議はゼロカーボンやまがた2050達成に向けて県民一丸となって
推進していくため今後のアクションプランを検討するとともに
県民各界各層の機運醸成を図ることを目的に設置いたしました。」