山形県新型コロナウイルス感染症に係る危機対策本部 本部員会議

2022年1月19日、年明けから県内の新型コロナ新規感染者数が急増している状況を
踏まえ、本部員会議が行われました。
これは新型コロナの最新情報や県庁の各部局の対応等を共有することを
目的とした会議です。

今回は、1月12日以降の感染流行「第6波」の中での新型コロナ発生状況について
県が報告。
県内では現在、重症入院患者はいないものの、病床使用率及び直近1週間の
人口10万人あたりの新規陽性者が県の注意・警戒レベルのレベル2に該当することや
これまでに経験したことのない速さで感染が急増していることを踏まえ、
県全体の注意・警戒レベルをレベル1からレベル2に引き上げることが
発表されました。

注意・警戒レベルの引き上げについて、医療専門家の方の多くは賛同し、
多数の人が集まる場面ではオミクロン株の感染リスクが高くなるので
警戒、自重した行動の呼びかけをできるだけ早期にしてほしいとの意見が出ました。

その後、県が今後の感染防止対策を説明。
「県民の皆様及び事業者の皆様へのお願い」の見直しや
感染不安を感じる無症状の県民を対象とした無料PCR・抗原検査の期間を
2月28日まで延長すること、新たなに鶴岡市立荘内病院に
PCR自主検査センターが設置されることが発表されました。

吉村知事は以下のようにコメント。
「本県の感染種数は年明けから増加しクラスターの発生も複数確認されるなど
拡大傾向が続いております。まさに感染の第6波の最中にあると捉えております。
新規陽性者数の増加による病床使用率の上昇や全国的な感染の急拡大などを
踏まえて県全体の注意警戒レベルを1段階引き上げてレベル2の警戒としました。
何としてもこれ以上の感染拡大を食い止めて医療ひっ迫を
食い止める必要があります。
これまで以上に感染防止対策を徹底し県民の皆様、事業者の皆様と
一丸となってこの難局を乗り越えていきましょう。」