2022年3月25日、「山の日」全国大会実行員会が行われました。
「山の日」全国大会は、一般財団法人全国山の日協議会が主催のイベントで
国民の祝日「山の日」の浸透を図るとともに、山に関する歴史や文化の継承、
環境保全などの課題解決や「山の未来」のあり方について考えることを目的とし、
山に関する様々な催し物が行われます。
本大会は、今年で6回目を迎え、開催地は毎年一般財団法人全国山の日協議会が
選定しており、今年は山形県で開催されることになっています。
今回は、本県で行われる「山の日」全国大会の実施計画と事業計画について
協議が行われました。

吉村知事は冒頭で以下のようにコメント。
「今回の大会テーマは【山を想い、山を愛し、山と生きる。
～樹氷輝く蔵王のやまがたから、未来へ～】です。
県土面積の約7割が緑豊かな森に覆われている本県では蔵王や月山をはじめ
日本百名山に選定された霊峰から地域で身近に親しまれている里山まで
山形百名山を選定するなど数多くの山々を普及しています。
多様な山岳に囲まれた本県の山々の魅力や精神文化、
更には山を支える人々の営みや山が育む恵みなど全国に広く発信して
山形らしさを感じることができ、山岳観光の振興や
自然環境の保全につながる意義深い大会にして参りたいと考えています。」

総会では、事務局が「山の日」全国大会の実施計画案と事業計画案を発表し、
参加した実行委員により承認されました。
今年の「山の日」全国大会は8月10日、11日の2日間行われ、
蔵王の記念登山や本県ゆかりの登山愛好者・タレントによるトークイベントなどを
実施する予定で、本県の山の魅力を体感できるものとなっています。