「cherica(チェリカ)」サービス開始記念式典
2022年5月14日、交通系の地域連携ICカード「cherica」の
サービス開始記念式典が山交ビルで行われました。
chericaは、山交バスと庄内交通の路線バス、山形市のコミュニティバス、
米沢市の市民バス利用時のキャッシュレス決済や定期券、各種割引など
地域の独自サービスを利用できるICカードです。
また、このカードはSuica機能を持っており、
Suica対応の駅やコンビニ、ファミレス等でも利用可能です。
地域のバス会社が一斉にICカードを導入するのは
全国で初めての取り組みであり、カード1枚で
バスや鉄道など様々な交通機関を利用できる「移動のシームレス化」実現への
大きな一歩となります。
式典で、山交バスの髙橋社長は、
「chericaのネーミングはさくらんぼを意味する【チェリー】と【ICカード】を
組み合わせたもの。県民の皆様に喜んで親しんでいただけるものになると
期待している。」とコメントし、
庄内交通の村社長は、
「バス会社はコロナの影響で苦しい状況が続いているが
cherica導入を起爆剤に公共交通機関としての役割を果たしていきたい。」と
意気込みを語りました。
吉村知事は以下のようにコメントし、
その後テープカットが行われ式典は終了しました。
「chericaは県内一斉に開始されるので県民の皆様はもちろんのこと
本県を訪れる方にとっても利便性が向上すると思っています。
県としましては、県内外の多くの方々にchericaをご利用いただけるよう
様々な機会を活用し、周知に努めるとともに
県内のコミュニティバスへの導入を引き続き働きかけて参ります。」