山形県SDGs推進本部会議

2022年7月26日、「持続可能な開発目標(SDGs)」の理念の普及、
理解の促進を図るとともに、山形県ならではの特性・資源を生かしながら、
SDGsの実現に貢献していくために、
令和4年度山形県SDGs推進本部会議が行われました。
会議では、SDGsの推進に向けたこれまでの取り組み等の報告と
今後の取り組みについて協議が行われました。

吉村知事は以下のように挨拶しました。
「SDGsは誰一人取り残さないことを基本理念に掲げ、持続可能で
多様性と包摂性のあるよりよい社会の実現に向けた世界共通の目標です。
県としては、第4次山形県総合発展計画に掲げる、
県民一人ひとりの希望を実現して真の豊かさ、いきがい、幸せを実感でき、
持続的に発展する県づくりはSDGsの理念とも合致しており、
計画に基づく各種の取り組みを着実に推進することでSDGsの達成に
貢献してまいりたいと考えています。」

その後、山形県がこれまでの取り組みを紹介し、
地域版SDGs調査2022の結果についても報告しました。
地域版SDGs調査とは、民間企業が住民に対して、
各都道府県がSDGs達成のために積極的に取り組んでいるのかを
5段階評価で評価し、結果を点数化して集計するものです。
山形県は全国で前回31位でしたが、今回は5位で大幅に順位を上げました。

会議の中では、今年度の取り組みとして
「やまがたSDGs推進月間(仮称)」を設定し、
期間中、県庁や各総合支庁のロビーでパネル展示を実施するほか、
民間企業の関連イベントで連携を行っていくことなどが決定しました。
山形県が県民や県内事業者を先導し、SDGsの普及・啓発により、
機運醸成を図っていく予定です。