第6回「山の日」全国大会

2022年8月11日、山の魅力に触れ、「山の未来」の在り方について考える、
「山の日」全国大会の記念式典がやまぎん県民ホールにて行われました。
東北では初めて行われたイベントで、吉村知事をはじめ行政関係者や関係団体、
一般公募など県内外から多くの人々が参加しました。

今回の大会テーマは
「山を想い、山を愛し、山と生きる。~樹氷輝く蔵王のやまがたから、未来へ~」。
山形の美しい山々、その山々を親しむ人や守る人、
未来を担う子供たちのアオモリトドマツの再生への取り組みを
映像と子供たちのメッセージを参加者に向けて紹介しました。

式典の開会にあたり吉村知事は以下のように挨拶。
「本県の山々は古くから県民の暮らしと深く結びつき木材や食料など
山の恵みをもたらしてきました。
また、山岳信仰の対象として精神文化の礎にもなっています。
現代を生きる私たちの責任であると思っています。
大会をきっかけに蔵王の現状と環境保全の意義についてお考えいただくとともに
県民の皆様、関係機関などが手を取り合い樹氷再生に向けた取り組みを
本格的に進めるために県民会議を設立することいたします。」

式典では、女優で山の日アンバサダーの小林綾子さんをナビゲーターに、
山形交響楽団の演奏にのせて山形で山々の保全活動をしている人々の活動紹介、
蔵王の樹氷を守る取り組みを行っている、蔵王三小、蔵王二中、
山形中央高等学校の生徒たちの活動発表などが行われました。

最後に、吉村知事が次回の「山の日」全国大会開催地である、
沖縄県の照屋義美副知事に大会のシンボルである「山の日帽」を受け渡し、
式典は終了しました。