令和4年度 やまがた森林ノミクス県民会議

2022年10月18日、やまがた森林ノミクス県民会議が行われました。
山形県では、平成28年に「やまがた森林ノミクス推進条例」を制定し、
森林資源の活用による地域活性化を目指し、様々な対策に取り組んでいます。

吉村知事は冒頭で以下のようにコメントしました。
「やまがた森林ノミクスは森林を継続的に活用する緑の循環システムを構築し、
地域の森林資源を森のエネルギー、森の恵みとして活用することで
林業の振興を図り、関連産業を含めた雇用を創出して
中山間地域や農山村を元気にする取り組みです。
県では平成28年にやまがた森林ノミクス推進条例を制定し
林業、木材産業の振興や森林資源の活用促進を図る施策として、
再造林の推進や公共民間施設の木造化木質化、林工連携、しあわせウッド運動など
川上から川下までの総合的な対策を推進しています。
条例制定後は、再造林面積や県産木材のJAS製品出荷量林業労働生産性が
順調に増加するなど取り組みの成果が着実に表れてきています。」

その後、山形県は令和4年度のやまがた森林ノミクスと
やまがた森の感謝祭2022など緑環境税を活用した取り組み状況を報告しました。
やまがた森林ノミクスの新たな取り組みとして、森林施業の効率化・低コスト化、
航空レーザー測量やドローンを活用したスマート林業などを実施し、
やまがた森林ノミクスを加速化させます。

最後に、林業や建築業など日ごろから森林資源と関わりの深い方々が
森林ノミクスの現状や今後の取り組みについて意見を交換し、
会議は終了しました。