令和4年度 第1回山形県デジタル化推進本部会議

2022年10月25日、山形県デジタル化推進本部会議が行われ、
吉村知事と副知事、各部局長が出席しました。
この会議は、県内各分野のデジタル化施策の効率的、効果的な展開を図り、
山形県のデジタル化を全庁挙げて推進することを目的としています。

今回の会議では、今年6月に策定された、デジタルによる地方活性化を目指す
政府方針「デジタル田園都市国家構想基本方針」や
デジタル化に関する最新動向を踏まえ、
山形県のデジタル化施策「Yamagata 幸せデジタル化構想」の改訂と
山形県情報セキュリティポリシーの改定について協議が行われました。

会議に先立ち、吉村知事は以下のように挨拶しました。
「デジタル化の取り組みは県民皆様の生活をより便利に、より豊かに、
より幸せにするものではなくてならないと考えまして、
幸せデジタル化と名付けたわけであります。
デジタル技術の活用により、well-being(心ゆたかな暮らし)というものを
実現するという政府の考え方に先駆け、取り組みを進めていったところです。
県民誰もがデジタル化の恩恵を受けられる社会福利にむけて
構想を改訂し、よりいっそうデジタル化施策を推進して
参りたいと考えていますのでよろしくお願いします。」

協議では、山形県が「Yamagata 幸せデジタル化構想」の具体的な改訂内容と
山形県情報セキュリティポリシーの改定について説明。
「Yamagata 幸せデジタル化構想」では、新たに、妊娠から出産、子育てに関する
支援情報の発信や公金収納のキャッシュレス化拡大など
さまざまな分野でデジタル技術を活用した施策を盛り込み、
子供から高齢者まで誰もがデジタル化の恩恵を受けられる、
県民の幸せを中心に据えたデジタル化を目指します。
山形県情報セキュリティポリシーとは、山形県が保有する情報資産を
適切に保護するために県が行うセキュリティ対策をまとめたもので、
総務省のガイドラインの改定に伴い、規定の整備が行われました。

2つの協議内容は各部局長に承認され、会議は終了しました。