2023年7月15日山形県芸文美術館にて
華道家元池坊山形県連合支部主催による
第６回いけばな池坊展の開会式が開催されました。

華道家元池坊とは、室町時代に華道を確立した日本最古で最大の生け花の流派で
「いけばなの根源」のため「流」「派」をつけず、華道家元と称されます。
華道家元池坊は、歴史の中で多くの名匠を輩出し、
山形県連合支部でも、長年に渡って花展を中心とした多彩な活動から
山形県の華道文化の発展に尽力されています。

４年ぶりの開催となった花展では、山形県内の池坊５支部が一堂に会し
「夏いろ キラキラ」をテーマに思い思いに生けられた作品が公開されました。

吉村知事は挨拶の中で、数年前、ブルタニアの体操チームが村山市に滞在した際に
生け花が行われたことに触れ、
「華道は長い歴史の中で育まれ、私たちの生活に結び付いた伝統文化であり、
外国の方にも生け花に親しんでもらえることは素晴らしいこと。
見る人の心も輝くような作品の数々を
できるだけ多く皆様方にご覧いただき心豊かにお過ごしいただきたい。」とコメント。

花展は2日間に渡って開催され、
来場者は夏いろに表現された作品と、4年ぶりとなる会員との交流を楽しみました。