山形新幹線新型車両E8系出発式

2024年3月16日、
JR山形駅にて「山形新幹線新型車両E8系 出発式」
が開催され、25年ぶりの新型車両となるE8系がお披露目されました。

1992年7月に営業運転開始以来、30年を超える歴史の中でその姿を
変えながら多くの方々から愛されてきた山形新幹線ですが、
新型車両は、「豊かな風土と心を編む列車」をコンセプトとして
山形を象徴するおしどりパープル、紅花イエロー、蔵王ビアンコの
三色をまとった新たなデザインとなりました。
区間最高速度は時速300キロで、従来よりも4分短縮して東京-山形間を繋ぎます。

セレモニーでは出席した山形県、JR東日本関係者によるテープカットが行われ、
吉村知事は挨拶の中で以下のようにコメントしました。
「平成4年の開業以来、山形県と首都圏との大動脈として
県民の足となり、それ以上に観光促進、ビジネスで大変貢献していただきました。
新型車両の導入を追い風にしながら引き続きJR東日本様、市町村関係者の
皆さまと連携して山形県経済発展のために山形県明の利便性向上のために
全力を挙げてまいります。」

同日、交通系IC「Suica」が県内21駅に拡大して利用が可能となり
来月からの春の観光キャンペーンを前に、観光活性化に期待が高まります。