災害時における被害状況の調査等に関する協定締結式

2024年11月21日、山形県庁にて
県内で大規模災害が発生した場合に被害状況の調査等を行うことを目的に、
山形県は配管工事業者などでつくる配管調査普及協会と協定を結びました。

これにより、災害時に避難所等の公共施設で水道管の破損等が起こった場合、
県の要請で協会が応急対応を行うことができます。

災害で配管が破損した場合、従来は重機を使った大掛かりな調査が必要でした
が、遠隔操作で配管内を移動して被害状況を調べる配管調査ロボット
『配管くん』の活用で早期復旧が可能になり、災害時のライフライン確保や
衛生環境の向上につながることが期待されています。

吉村知事はあいさつの中で「本日の協定締結によって、県や市町村の公共
施設等が被災した際に活動拠点の迅速な機能の回復につながるものと
考えている」と話し、『配管くん』について「ロボットが不具合を見つけて
くれる先端的な技術で心強い」と期待を寄せました。