朝7時15分に自宅を出て山形空港へ。
今日から羽田便が朝夕2便化となり、名古屋便も就航です。
そのため、午前は羽田便増便のイベント、午後には名古屋便就航のイベントを主催しました。
山形空港は久しぶりに賑わっておりました。
ひときわ目を引いたのが2階のお店にある「地酒コーナー」。
山形県には54の酒蔵があり、日本酒の宝庫といえます。
日本酒通の方々は「山形の酒が一番旨い」と言うのです。
これまでＰＲ不足だったことを反省し、これからは発信したいと考えています。
皮切りに、空港のお店にズラリと並べていただきました。
いかがですか？
これ全部山形のお酒ですよ。
54の酒蔵の代表的なものだけ並んでいますので、本当はもっともっとあるんですヨ～。
軽い味、重い味、甘口、辛口なんでもあります。
あなたの好きなお酒をぜひ探してみて下さいネ。
「旨い酒ある所に美しの文化あり」。
みなさん、山形県へようこそ！！

住みます芸人の三浦友加さんが来室。
料理番組の収録とか。
前もって、「山形の野菜や米粉など使った、山形らしいお弁当」を注文しておいたのでした。
そしたら、本当に「山形」がぎっしり詰まった、可愛い花見弁当を作ってきてくださいました。
ペロリンと逆立ちペロリンは「つや姫」おにぎりを青菜漬の葉で巻いてあるだけでなく、おにぎり中身片面を焼きおにぎりにして味噌を塗ってあるという手の込んだもの。
「きてけろくん」はゆで玉子を「雪の下キャベツ」でくるんでありました。
だから、キレイな黄緑色が出き上がっているんですね。
うーん、料理上手の彼女に大拍手。
味ももちろんベリーグット！！
いいお母さんになれると思うなあ。
その前に結婚があったか（笑）。
楽しいお弁当をいただいて、早く花見をしたくなりました。

山形の桜よ、早く咲いてくれ～（＾＾）

今日は栗子トンネルの貫通式に出席。
山形県と福島県の県境トンネルです。
長さ８９７２ｍ。
これは東北の道路トンネルとしては一番の長さ。
４年７か月前から福島と山形の両側から同時に掘り進め、本日ようやく貫通したのです。
貫通地点で山形県知事の私と福島県の佐藤知事がガッチリと握手しました。
供用までしばらく時間を要するようですが、山形と福島はものすごく近くなります。
避難者の皆さん、両県民の皆さんにとってとっても明るい出来事ですね。

トンネルから午後の公務に移動する途中、おいしいラーメンを食べました。
関根という集落の「さつき」というラーメン屋さん。
昔ながらの「中華そば」に舌つづみを打ちました。
細～いちぢれ麺、大好き！！
米沢ラーメンって美味しいんですよ～（笑）。

今日は雨降り。
山形も大分寒くなってきた。
この時期の雨は雪をとかしてくれる。
梅の花などの開花をうながす「催花雨」でもあるのだろう。
但し、蔵王では大粒のぼたん雪が降ったとか。
県内のスキー場はまだまだ大丈夫ですヨ。
午後晴れ間が見えてきたので、庭の雪で日本酒を冷やしました。
もちろん県産酒!!
山形県には54の酒蔵があって、どれも美味しい。
東北地方で最も古い酒蔵も山形県にあるって知ってましたか？
今日はそこのお酒で晩酌ですヨ(笑)。

シベールアリーナへ、SO STYLE 展示会訪問。
SO STYLE は地場産業同士で連携し、新しい商品を創出しているグループ。
山形県には伝統ある地場産業が沢山息づいているので、主体的に互いが交流して、それぞれの強味を生かし合い、新しいライフスタイルの製品を提案しているのは、本当に有意義なことと思う。
素敵な製品が沢山あったけど、中でも「さくらんぼ染」のコートが気になりました。
どうやって染めたんだろう？
これだけ染めるにはさくらんぼどの位必要だったんだろう？
ともあれ、さくらんぼの可愛い色は元気が出ます。
私に似合うでしょうか？

3月弥生に入ると春が目の前に来ているような気分。
でも実際は、北国にとってまだまだ冬の続きという感じ。
今日は「なごり雪」と言うにはあまりにも多い雪。
朝起きて窓から外を見ると、ウワーッ、真冬の景色が広がって・・・。
急いで玄関の雪をスコップで片付けました。
15～20㎝位積もっていて、とてもホウキではけませんでしたから。

そして今日3月11日は「東日本大震災」の日。
決して忘れることはできません。
3年前のこの日も寒い日でした。
2万人以上もの尊い命が失われた大震災。
自然の猛威の前に人間は無力だけれど、支えあって助け合うことの大切さを再認識できたこともある。
山形県内には今も6千人近くの方々が避難生活を送っておられます。
みんな東北の仲間です。
春は必ず来ます。
希望を持って心を一つに復興を目指したい。

新庄市内のイタリアン「トラットリア　ノンノ」で昼食。
ここのお店は畑でとれた野菜を使っているのが嬉しい。
夏に来た時は店の隣の野菜畑を見ながら食べるという楽しさがあったが、今日は畑の上にたっぷりの雪。
でも、畑で収穫しておいた野菜を使ったサラダやスープを出してくれる。
赤い大根や模様のある赤カブなど、目で見て楽しいです。
それに、窓から見える白い雪も、それはそれで風情がありますから、雪にあこがれて訪れる南国の方々には喜ばれると思う。
山形は雪国。
最上地方はその中でも、考えようによっては遅くまで雪で観光客を呼べる地域だ。
広い視点で観光を考えていかなくちゃ。
新庄市はラーメンや蕎麦もおいしい店が沢山あるけれど、若いシェフたちが地元の野菜でもてなしてくれる「ノンノ」も、みなさん、おススメですよ。

新庄で公務の後、酒田へ移動して公務。
帰りの月山道路は雪が盛大に降っておりました。

金山町の「シェーネスハイム」で朝食を済ませた後、ホテルの中で朝市を見かけました。
地元の手作りの漬物「いぶりがっこ」や美味しい「蒸しようかん」が手に入り、ゴ・キ・ゲ・ン(笑)。
92歳と85歳の義父母にお土産が出来ました。
帰途、新庄市にある県の産地研究室に立ち寄りました。
本県のふきのとう新品種「春音(はるおと)」やタラの芽「最上2号」などさまざまな研究栽培していました。
ラズベリーで作ったお茶やアイスクリームもなかなかの味。
豊かな自然の中で育まれる澄んだ水や空気を吸って成長する最上地方の山菜や野菜は、とっても美味しい。
県内外の沢山の方々に召し上がってほしいです。

政務で最上地方へ。
金山町の「シェーネスハイム」に泊まりました。
ここは私のお気に入りのホテルで久しぶり。
山の中に静かにたたずむドイツ風のコテージのようなホテルで、心身共にゆっくりできるんです。
お値段も高くなく、ファミリータイプの部屋もあるんですよ。
わたしは知事になる前に草木染の仲間5人で泊まり、草を採取して、思い出の柄を考案して染めた思い出があります。
今回は冬景色の中、夜に着いたのですが、それもまた素敵な眺めでした。
スキー場のライトも美しく、幻想的な雰囲気。
雪が多いから、しばらくスキーが楽しめますよ。
あ、そうそう、温泉も付いてま～す♪