朝５時起床。
食事して化粧して６時３０分に自宅を出る。
一路大蔵村へ。

山形は昨日桜の開花宣言。
山形市内はチラホラ桜が咲き始め、朝から１１度もあり寒くないが、天童、東根、村山と北へ向かうにつれて気温が下がっていく。
村山市の中頃から、田や畑に雪が見え始める。
大蔵村はもちろん、道路の両側が雪の壁。

ただ、道路には雪がないし、開湯１２００年を誇る肘折温泉は素晴らしい温泉です。

事情で当分、う回路を通っていただきますが、景色は良いし、ウグイスの鳴き声を２回も聞けて感激しました。
雪が消えた土手に蕗のとうが元気一杯咲いています。

これからドンドン雪がとけて、美味しい山菜が食べられる季節になりますネ!
肘折温泉は大きな“いが餅”がオススメですよ。

東根市の公務の後、政務で尾花沢市へ。
尾花沢市に近付くにつれ、田畑にまだ雪が残って白く見える。
ここのスイカは日本一美味しいので、作付けが遅れないといいなあ。
帰りに道の駅「ねまる」に立寄り、尾花沢の美味しいものを買いました。
ん？　可愛いスイカの飾りやテーブルがあるよ。
さすが、スイカ王国だネ!!

観光誘致や緊急要望のため上京。
夜はブリガリア大使館主催のレセプションへ。
琴欧州など著名人も多数出席。

琴欧州の親方は山形県出身のため、毎年来県している由。
大使夫妻も何回か来県されている。
県庁にいらした折に啓翁桜をさしあげたら、花が終わってからお庭に植えたところ、根付いたとのこと。
葉っぱが元気に出ていて、本当に嬉しかった。
山形県とブルガリア国との絆が大きく育ってほしい!!

東北公益文科大学の入学式のため酒田市へ。
月山道は吹雪だった。(月山は夏スキーもできる。)
早目に出たので、公文大に着く前に南州神社へ立寄る。
西郷隆盛さんをまつってある神社です。
何故、山形県の庄内地方酒田市に西郷さんの神社があるのでしょう？
調べてみると面白いですよ。
なんでも明治維新の時に西郷さんが庄内藩を無血開城してくれたんだそうです。
それに恩義を感じた庄内の人たちが、西南戦争の折にも応援に駆け付けたりと、ず～っと交流が続いているのだとか。
歴史というのは人間が作っているという実例を見る思いがいたします。
学生時代、上野公園の西郷さんの銅像前で夫と初デート待ち合わせをしたことが思い出されます。
西郷さんに山形県内で再会できました!

4月に入り、山形もようやく春の気配。
わが家の君子蘭が今年も咲き始めました。

小学校、中学校時代の同級生「たっちゃん」がくれたものです。
毎年元気に咲いてくれて、有難いなあ。
わが家の庭にも春が。
可れんな雪割草が花開き、黄花カタクリも伸びてきた。


午後から、小水力発電設備を視察。
山形市内で昭和61年から発電している。
毎時1400KW(約1400軒分)。
馬見が崎川から農業用水を取り入れ、発電し、発電し終わった水を農業用に供給している。
初期の設備に費用が多くかかるが、水の量を増やしたりして発電量を増やすことも可能のようだ。
山形県は小水力の潜在量が高い(全国8位)ので、まだまだ全県内で可能性があるみたい。
是非、地域の資源を活かしたいネ。